独立記念日が近くなってお店に行くと「7月4日独立記念日セール!」みたいなかんじになってます。衣料品店(GAP)では「USA!2018!」っぽいTシャツが$5とか、スーパーマーケットでは星条旗の柄の紙コップ、ナプキン、紙皿と旗のコーナーがあったりします。
そんなのを見ていてふと気づいたのですが、アメリカは祭日があるとそのたびにその名前を口実にしたセールがあります。Thanksgivingの後はブラックフライデー、クリスマスの後はDay after Christmas、Memorial dayのあと、Tax holidayとか。車、衣料品、家電、なんでもセール。
でも日本にはそんなのはなかった気がします。セールといえば夏、冬もの一掃、くらいのもんだった気がする。祭日とセールがつながってない感じなんですよね。最近こそAmazonジャパンがブラックフライデーを”輸入”してましたが、それくらいだった気がします。セールの口実さえ作ればセール気分が盛り上がり、「買わなきゃ」感がでる。うまいことやってます。
なんでアメリカではセールが多いようなきがするのか。たぶんそれは買い物をすることが特に後ろめたいことではなくて、素晴らしいこと、みたいな感覚があるのではないかと推察します。
日本的には
- まだ着れる服があるのに(いくら安いとはいえ)次々買ってもったいない
- 食べきれないくらいの食材を買っても(湿気が多い日本では)腐らせてしまうのが関の山
- 収納が限られているので買っても置く場所がない
- 浪費することは悪、貯蓄することが善
であって、買い物ってあまり良いイメージではない気がします。
でもGDPを上げようとしたらいっぱい売らなきゃ。
そうなると、形の残らないものを売るのが一番。旅行とか、~体験とか、いいお値段になるのに形にはならないので買った感はいまいち。後悔とかしにくい気がします。たいてい旅行って行ってしまったら「よかった!」ってなるし。問題はこのモノではないものがGDPの計算にちゃんと入るか、です。旅行は入ります。でも、いわゆるコト消費はちゃんと入るんだろうか。
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