2018年4月22日日曜日

Red State

ユタは共和党優勢の州です。こないだの大統領選挙では、約50%が共和党に投票しました。民主党は30%くらい。あれ?ほかの20%は?とおもったら、残りはエヴァン・マクマリン氏でした。元CIA職員で、反トランプ主義だそうです。そういう意味ではクリントンさんとトランプさんは引き分け。

まあ、ともかく、共和党で赤い州、Red Stateです。こないだマラソンイベントにでたら、ロムニーさんの署名活動の人がうろうろしてました。私は選挙権ないので、関係ないなーとおもってたら、近づいてきた活動家の人たちが、「あなたたちはユタの選挙権ありますか?」と最初からそう聞いてきてくれました。なので、「いいえ」と答えるとおしまい。楽でした。

BYUとユタ大


ソルトレーク周辺(カウンティといいます。群、みたいな。)で有名な大学はブリガムヤング大(BYU)とユタ大です。BYUはソルトレークから南に車で一時間くらいいったProvoという街にあります。ユタ大は空港から東に30分くらい。ダウンタウンにも結構近い距離です。基本はこの2つの大学を出ている人、というのがみんなに尊敬され、さらに皆さん子息をここに入れたいとお考えのようです。とくにBYUはモルモン教の昔の指導者であるブリガム・ヤング氏が創設した大学で、ほとんどの人がモルモン教徒だそうです。モルモン教からの支援があるせいか、学費も非常に安いらしい。BYUのカラーは紺。スポーツウェアはNIKE。一方ユタ大のカラーは赤。スポーツウェアはUnder Armour。近所のスーパーでなぜかBYUのグッズが売ってたりしますが、これもやっぱり買う人=BYU卒業生やひいきにしているひとがいるからこそ。車にもBYUのロゴを張ってあるひととか、PCにUtah大のステッカーを張っている人とか、います。


土日のごはん2


続きです。

4.Teriyaki Grill
アメリカでよくあるチキンテリヤキです。普通です。最近気づいたのはブラウンライスのほうが歯ごたえがあっておいしいです。それから、ここは味付けを辛くすることができるのがちょっと普通と違うかも。チキンテリヤキサラダというものがあって、これもちょっと違う。軽く食べたいときはサラダがお勧めです。このお店はユタの名門ブリガムヤング大出身のアメフト選手が始めた店だそうで、体にいいものを突き詰めてこれにたどり着いたと店に書いてあります。うーん。体にいいのか?確かにアメリカにしては野菜が多めではあるが。。。10ドルしないでおなかいっぱいです。

5. Even Stevens
近所のサンドイッチやさん。ここは激ウマです。サーモンBLTとか、スタッフドフレンチトーストとか。この美味しさで10ドルかそれ以下。サイドのサラダもついているのでとてもいいです。さらにいいところは日曜日も夕方くらいまでやっていること。

6.Five Guys
アメリカのハンバーガーチェーン店の中でも人気の店だそうです。これもユタにたくさんあります。メニューはごく普通。オーダーするときにいろいろカスタマイズされるのがウケけているみたいですが、それほどこだわりのない私にとってはただ面倒なだけです。味は、まあ、ふつう。パテに味がついていないので、やっぱり自分で味付けする前提みたいです。もう行かない。

日曜日


ユタはモルモン教徒が多く、WIKIによると60%くらいがそうだとあります。敬虔なモルモン教徒は、日曜日は男性はスーツ、女性もそれらしい格好で(たぶん)朝から昼くらいまで教会にいます。さらに、そのあとは教徒のや家族での会話とか、そういったことで過ごすそうです。そして、仕事、買い物などは避けるべき、ということだそうです。

たぶん、こういった理由で日曜日は開いていない店が多いです。従業員の方も確保できないだろうし、客も来ない。実際日曜日の午前中に開いている店(ikeaとかスーパーとか)にいくとガラガラ。

気を付けなければいけないのは、昼食。外で食べようとすると、マクドナルドとか最低限の店しか開いてません。Chick Fil Aとか、やってない。午後3時に閉まる店とかもあるし、美容院は日曜は12-17時の営業時間だったりします。

もしかしたら、田舎だからかもしれません。出張で来るときは要注意です。

土日のごはん1


平日はうちでご飯を作ってもらっているので、土日は免除。でも子供の夕食のタイミングも取りにくいので、基本は持ち帰りのものを買って帰ってきます。会社の昼に同僚が選択したところが結構いいので、それも参考にしてます。

ユタにきて気づいたのですが、ほとんどの飲食店がチェーン店で、必ずと言っていいほど複数店舗あります。合理的なので当たり前といえば当たり前ですが、ボストンとはだいぶ感じが違うなーと思いました。日本で言うところの、少し郊外都市の幹線道路沿いみたいな感じでしょうか。

そんなですが、そのチェーン店が結構おいしいのです。以下紹介します。

1.Chick fill A (チック フィーレー)
近所ではマクドナルドの隣にあります。基本は同じ。でもちょっと高くて、ちょっとおいしい。特にトリのささみのフライドチキンみたいなものが売りのようです。そして、それにつけるためのソースがたくさん種類があって楽しい。マスタードソースとかおいしいです。それから、不思議な味のChick Fil Aソース。たぶんマヨ、ケチャ、はちみつと、なんかをスモークした味のミックスで、不思議とおいしいのです。大人も子供も好き。普段昼食を食べない私の上司もこないだChick Fil Aで買って食べてました。ただし日曜は休みなのでご注意を。

2. Village Baker
会社のそば、うちのそばにもあるこれもチェーン店。売りはパン。塊のパンが売っていて、それ以外にケーキとか、シナモンロール的なものも売ってます。メニューはサンドイッチ、サラダ、ピザ、スープ。まあ、普通です。でもそのどれもがとてもおいしい。どういう賞かわからないのですが、ピザとか、賞をとってるみたいです。お勧めはピザ。ふかふかの生地がおいしいです。塩分と脂分とチーズ分は多め。サラダはマンダリンチキンサラダがおいしい。

3.Costa Vida
メキシカン。普通です。でも、ほかにもいろいろメキシカンの店がある中で、いいほうみたいです。よく頼むのはGrilled steak saladと日替わりメニュー。Chipotleはおいしいのですが、どうやら全体的にちょっと辛いので最近はパスしています。安い。一人7~8ドルで十分。

とりあえず今日はここまで。







Utah州の運転免許


これもようやく取れました。先に赴任していた方にいろいろ情報はもらっていましたが、平日の昼間しかやっていないので、なかなかきっかけを作れず行けませんでした。でも、家族もこっちに来たし、そろそろ決着を、と思って休んでいきました。基本は試験を受けないとダメです。ユタに来て6か月しか国際免許は有効でないそうです。

免許を取るときはDMVというところに行くのですが、このDMVがアメリカでは典型的なお役所で非効率、処理が遅い、の代名詞的なものなのだそうです。ズートピアという映画で出てきたDMV職員が”なまけもの”だったそうですが、これを見てアメリカ人はニヤリとするそうです。知らんかったー。

ところが、近所のDraperのDMVは、会社の同僚によると「奇跡的なくらい効率よくてすごい」と言ってたのですが、確かにすごくスムーズでした。すばらしい。MAの時はどうだったか覚えてません。しかも、2014年に失効したMA州の免許を持っていたのでそれを出したら路上試験は免除だそうで、当日に受けた筆記試験のみでユタ免許を入手できました。素晴らしい!MA免許で何とかならないかは自動車のリース会社の人に確認してたのに、その人は「ダメ」って言ってました。なのでDMVの人に感謝です。

ちなみに筆記試験は試験を受ける端末で、ルールブックを見ながら解きます。ちょっと困ったのが、知らない単語が出てきたこと。辞書は持ち込みダメみたいなので困りました。ともあれ25問中23問正解で、20問のラインをクリアして終了。それにして、問題の中に「ユタの免許を持っている人が軍の仕事に従事してから帰ってきたときは90(だったっけ)日間は免許失効後も運転できる」とか、ぼくには全然関係ないような問題も出てきました。こういうの、ほんとにどうにかならないんですかねえ。

ともあれ、免許が手に入ればIDとしてパスポートを持ち歩く必要もありません。プラスチックのカードのが届くまであと1か月くらいなので、もう少しの我慢です。そして、ユタの住民に一歩近づきました。めでたしめでたし。

美容院


とうとう行ってきました。アメリカで散髪。まえのボストンの時はSupercuts。あれは安くて予約も不要で、それはそれで便利なんですけど、クオリティがちょっと。。。当時は”学生”だったのであれでよかったのですが、いまは仕事なのでもう少しましにしたい。

1月の赴任直前に髪を切って、それから2月末の日本出張の時に髪を切っちゃいました。でももう出張はないので覚悟して電話をかけて予約しました。Rooted Avedaという近所のお店です。とりあえず近いのでここにしました。

予約の時間に行ったら、担当の美容師さんが出てきました。やっぱり握手。それで髪を切り始めます。昔、日本で髪を切った後に前後横からとった4年前の写真がGoogle Photoにのこっていたのでそれを見せました。そしたらそれですべてが通じました。便利~。

霧吹きで湿らせて切って、最後はバリカンで微調整。で部屋を移動して髪を洗って、(なぜかついでに顔も洗ってもらえる)、タオルで拭いて席に戻ります。戻ったら濡れたまま整髪料をつけて、セットして終わり。あれ?乾かさないの?あとで嫁にきいてみたら、アメリカではそうらしい。そうなんだ。まあ、乾燥した土地なのですぐ乾くからいいけど。

カットとシャンプーで$40+チップ。出来はいいそうです。確かに日本で切ってたとのそれほど変わらない。ちょっと違うところといえば襟足。日本式では自然な感じにするのですが、アメリカ式はくるっとまるーくきれいに切ります。なのでそこだけ見るとちょっと間が抜けたようになりますが、まあ、良しとしましょう。



ということで、懸案事項の一つが片付きました。次回もここで切ることにします。



撤収!

  すでに半年以上たちましたが、記録を残すために書きます。 4月1日で大阪勤務の辞令が出たので3月20日(金)早朝の飛行機でソルトレーク→ロサンゼルス→関空というルートで帰国しました。もともと22日(日)の便をとっていましたが、ただ事内雰囲気で飛行機が飛ばない恐れもあったので急い...