2019年1月4日金曜日

味の素という会社


アメリカに来てからこれまで以上に冷凍食品のお世話になることが多いです。手抜きというわけではないですが便利だし、バリエーションがすごい。3-5ドルくらいでカレーとか、ビビンパとか、昼食にちょうどいい商品がいろんなメーカーから出てます。コンビニとか少ないし、行っても弁当とかないし、こういうのを冷凍庫に入れておくと外出が面倒な時にとても便利。



味の素の冷凍食品って私の周り(日本にいたとき)は皆さんからとても評価がよかったです。冷凍餃子は焼くだけで夕飯になるし、おいしいし、手間もかからず値段も安い。これ、おいしいところも結構重要だと思います。

最近$60の年会費を払ってCostocoの会員になりました。そんなにたくさん買わないけど、アメリカ体験ということで。そこで見つけたのが味の素の冷凍食品。焼きそばとチャーハンです。


箱の中には袋入りの冷凍食品。簡易包装みたいな感じです。穴をあけてチンしたら食べられます。この焼きそば、チャーハンがとてもおいしくてびっくり。(自分の味覚があまりにもおかしくなっていないことを祈りつつ)日本っぽい味です。こっちの冷凍食品、悪くないんですけど、あたりまえですがとてもアメリカっぽいです。ゴハン的なものはちょっと出来がわるい。芯があったり、柔らかすぎたりします。でもこのチャーハンはとても普通でおいしい。6袋入りで13ドルくらい。焼きそばは確は6袋入りで確か10ドルくらい。安いと思います。アメリカでも日本人が安心して食べられる、というところがすごい。グローバル製品って、国ごとの事情に合わせて味を変えているというのは普通と思ってましたが、味の素さんはそうしないってことでしょうか。でもこうやって日本人には喜ばれているし、「アメリカではなかなか経験できない本当の日本の味を安く楽しみたい」というアメリカの人の希望には応えられるので、悪い戦略ではないと思います。

ちなみに写真に写っているラ王も普通においしいです。アメリカのインスタントラーメンはフライめんのようで、結構脂っこい。これもたぶんフライめんだと思いますが、臭くないです。豚骨味もめったに巡り合えないし、すごくいい。8パック入りでこれも10ドルくらいだったと思います。

現地の味に合わせるか否か、難しくも面白い選択です。海外冷凍食品は売り上げと利益の1割くらいです。個人的には日本の味に合わせたほうが差別化できていい気がします。








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