2019年4月28日日曜日

久々の大阪


出張で大阪に行ったのですが、ものすごい混雑でびっくり。待ち合わせの為にどっかで座ってお茶でも飲もうかと思ったら、どのコーヒー屋さんも完全に満席で座る席は一つとしてない状態。確かに、前大阪に住んでた時はそうだったけど、完全に忘れてました。お昼時のレストランも同じで、基本的に並ばないと食べることはできません。

NYとかシカゴとかだとこういうのが起きても仕方ないんだろうけど、今住んでいるところでは絶対に起きない。ボストンでもそんな感じはなかった気がする。

2019年4月21日日曜日

関税(ビール)


こないだ大阪に出張したときに、お土産として350mLの缶ビールを12本持って帰りました。機内で記入する税関申告書によると、免税は6本までとなっていたので、残りの6本分は税金の申告が必要らしい。なので、申告してみました。今までは6本以上は持ち込まなかったのですが、今回はいろいろあって12本持ち込むことにしたのです。

関空の税関で説明すると、300円の税金を払うようにとのこと。ということは、1本あたり50円。ビールの元の値段はスーパーで1本1.2~1.5ドル程度です。うーん、まあ、こんなもんか。ネットで調べると、日本での350mLのビールの酒税は77円程度となっているので、妥当といえば妥当。ちなみにアメリカからの輸入ビールは日本で1本3~500円くらいみたいです。

こんなの調べればわかったのかもしれないけど、いい機会なのでやってみました。そして、当たり前っぽい結果であることが確認できました。

ガソリンの値段


車社会なので、ガソリンの値段はいつも目につきます。会社まで毎日片道約9マイル(15kmくらい)の距離を通勤しています。ほとんど高速道路(もちろん無料)なのでドア to ドアで15分です。いわゆるMid size SUV(AWD)で燃費は30マイル/ガロン。50km/4Lくらいです。なので、ガソリンは月に1~2回くらい入れることになります。

2018年の1~2月ごろは1ガロンあたり2.5ドルでした。が、その後値段が上がって、3.0ドルを超えました。でもまた最近下がって、3月は2.0ドル前後。約4Lが2ドルなので、1L60円くらいの感じです。ちなみにユタのガソリンの税率は18.4%だそうです。ちなみに日本は1Lあたり53円。ちなみに4月中旬にまた上がって2.7ドルくらいです。

2019年2月にロサンゼルスに週末2泊で旅行に行きましたが、そのときにガソリンの値段に驚きました。空港のそばでレンタカーを借りたのですが、そこではユタで2.0ドル/ガロン程度のときに3.0ドル/ガロンでした。レンタカーでロサンゼルス市内を走っていたら3.0ドルのところからそれほど離れていないのに4.0ドルを超えているところもありました。うーん、州ごとに値段が違うのはわかるけど、なんで同じロスの中でもこんなに差があるんだろうか。たしかにユタの近所でも地域によって値段が10%くらいは差があることはあります。でも、ロスは3割以上の差なのでびっくり。

ちなみにアメリカ各州でのガソリンの値段はどれくらい違うのか調べてみたら、こんな便利なサイトが。
https://www.gasbuddy.com/USA

で、これによると2019年3月頃のガソリン価格はルイジアナやミシシッピで最安で2.0-2.1ドル/ガロン。一番高いのがカリフォルニアとハワイで3.2ドル/ガロンだそうです。ちなみにユタは2.14ドルなのでかなり安いほうのようです。

本当に車社会なので、ガソリン代が生活に直撃するというのは実感としてよくわかります。

スキーのリフト券の値段


いまの家はスキーリゾートから車で30分のところにあります。こんなところに住むことになるなんて思ったこともなかった。でもまだ子供が小さいこともあり、本格的なスキーは難しそうです。でも近いので、雪遊びに行くのは簡単。駐車場も無料です(ただし、とても混んでいます)。

アメリカはリフト券が高いです。一日券で120ドルくらい。半日券は午後12:30~で、それでも100ドルはします。で、面白いのはこの値段が、時期によって変動します。混雑する時期はさらに高く、平日は少しだけ安く、そして、3月、4月になるとさらに安くなり、スキー場が閉じる直前は55ドルまで下がります。それはまあ当然で、雪質が悪くなったり、一部滑れなくなったりするから。私の記憶では(スキーに行ったのは10年以上前ですが)、日本では変動価格なんてなかった気がする。あっても、超繁忙期のみ値上げとか。こういうフレキシブルな価格変動はとても納得性があって、すごく好きです。そういえばUSJもこういう値段変動設定にしたというニュースを見ました。アメリカでは結構一般的みたいです。そもそも日本でも飛行機の切符は変動するので、受け入れる下地はあると思います。新幹線の値段がほとんど変わらないほうがちょっと異常かも。

ちなみに子供を保育園に預けている日にささっと行ってきました。まだ寒かった3月上旬です。ヨメが朝8時に子供を保育園に預け、その間自分は家で8時から9時に電話会議に出て仕事を終え、スキー場に10時に到着。そこからレンタルして滑って、15時頃にスキー場を出て16時半頃に何事もなかったかのように子供を迎えに行きました。スキー場はとてもすいているので(たぶん広いから)、リフトで待つこともなく快適でした。こんなところに住むことはめったにないので満喫してみました。

Umbrella drinks


会社の同僚の一人が、この週末と来週でメキシコのリゾート地に行くといってます。で、Umbrella drinkがどうのこうのとか言っているので???とおもって調べてみたら、どうやらこんなものらしい。いわゆるトロピカルドリンクになぜかビーチパラソル的なもののミニチュアがささっているかんじ。リゾート地でのバケーションの象徴みたいなもんでしょうか。

どうも傘と飲み物という組み合わせが変だったので、メモメモ。この投稿の下書きをしたのが1か月くらい前だったのですが、いまタイトルを見て「なんだこりゃ?」と思ったくらい心に残らない変なものの名前でした。

2019年4月19日金曜日

歯医者


重い腰を上げて歯医者に行くことにしました。こっちに来る前に日本で定期健診に行ったっきりなので、もう1年以上たってます。会社でも保険に入ってもらっているので、費用的にも心配はないのですが、何となく、めんどくさくて行ってませんでしたが、酸っぱいリンゴが少しだけしみるので、決心しました。

普段と違うことをすると言葉が違うので戸惑います。例えば、

chin up:顎を上げる。
虫歯:Tood decay

とっさに言葉が出ません。。。

歯医者の感じもだいぶ違います。最初に受付をすると、事務の人の自己紹介に始まり、なぜか歯医者さんの中をツアー。中では働いている人がいて、みんなと笑顔で挨拶。どうやらいろんな機器があって、「すごいでしょ」ということみたい。

実際の歯の清掃が始まって気づいたのですが、なぜか、口をゆすぐ装置がありません。日本だと、治療用の椅子と一体になった給水機みたいなのに紙コップが設置してあって、治療の後は口をゆすぐことができます。でも、今日行ったところはそんなのありませんでした。その代わり、口の中で水をスプレーして、同時に吸引してくれます。で、ちょっと変わっているのが、吸引するときに、「唇も閉じてください」と言われます。そうすると、口中の液体が、吸引されてすっきりします。掃除機を口に突っ込んだ感じなので、ちょっと変ですが、慣れればどうってことはないです。その上、よだれがすっきり取れるのでとても便利。

近所の評判のいい歯医者さんに行ったのですが、そこはハイテクで、最初に歯のレントゲンはもちろん、カメラで一通り撮影して、それを合成して、3Dの画像を作成してしまいます。それを見ながら患者さんに説明したり、治療前後の変化を比べたりするのだそうです。確かにこれは技術的にはできても全く不思議はない。

さらにすごいのは、歯の矯正をしたら、こんな風になりますよ、というモデルをコンピューターで作成して見せてくれます。これはすごい。結構費用が掛かることなので、出来上がり図のイメージがあると、理解が深まっていいです。こういうところに技術を使うのって、本当に素晴らしいことだと思います。

ということで、なかなか興味深い体験でした。

そうそう。歯が染みるのは、昔詰め物をしたところが少し欠けていたからのようで、次回の予約をして終了。初回はすぐに予約できたのに次の治療まで1か月以上も間が空きます。やっぱり初診の人を最優先して時間を確保しているようです。日本も歯医者が多いとは聞いていましたが、アメリカもすごく多いそうです。

2019年4月5日金曜日

スマートエレベーター


ロサンゼルスに旅行に行ったときに、ショッピングモールでこんなものを見かけました。

スマートエレベーター。


ふつうは上と下のボタンのみがあって、それを押すだけなのですが、どうやらそうではないらしい。最初はどういうことかさっぱりわからなかったのですが、少しいじっていてようやくわかってきました。



エレベーターの前にあるのは「上と下」ボタンではなくて、行きたい階を指示します。ほかの人が来たら、その人も行きたい階を入力。すると、どうやら複数台あるエレベーターが、皆さんのご希望を最も合理的にかなえてくれるように動くようなのです。だから、単に待ってて、他の人についていくと、行きたい階には着けないのです。エレベーターの中にも階を指示するボタンはありません。

確かに、いろんな人がてんでバラバラに指示を出すよりもいい。エレベーターマネージャーが動かしているみたいな感じでしょうか。昔はエレベーターガールという職業がありましたが、その人の判断で階を飛ばすとか、そういうことはしていなかったと思います。あくまでも自分の持ち場でお客さんを安全に輸送するだけに注力する。みたいな。でもこのスマートエレベーターは複数台を合理的に使うので、ただ人を減らしただけではなく、ものすごく生産性を上げているのです。しかも機械が勝手に。

いまこれがどれくらい普及しているのかわかりませんが、きっと新しいショッピングモールはどんどんこういうのを入れていくと思います。タワーマンションとか、すごく需要があると思う。さらに、肝はエレベーターそのものではなくて、それをコントロールするソフトなので、もしかしたら既存のエレベーターにも装着できるのかもしれない(もちろんパネルは装着する必要があるけど)。あとは、心理的抵抗がどうかなーというところかも。全くコントロールできている気がしませんが、でも自動車の自動運転に近いもののような気がします。慣れれば全く問題ないとおもいます。

なんか、未来都市が着実に近づいている気がします。

撤収!

  すでに半年以上たちましたが、記録を残すために書きます。 4月1日で大阪勤務の辞令が出たので3月20日(金)早朝の飛行機でソルトレーク→ロサンゼルス→関空というルートで帰国しました。もともと22日(日)の便をとっていましたが、ただ事内雰囲気で飛行機が飛ばない恐れもあったので急い...