2018年10月20日土曜日

車の事故


だいぶ前のことですが、ようやく片付いたので書けます。

夕方、家に向かっているときにラウンドアバウトを出ようとしたところで車が詰まっていてスピードを落としたところ、後ろから軽くぶつけられました。とりあえず20mくらい離れた駐車場に移動して車から降りて検証。スピードを落としていたので怪我もなく、大したこともなく、バンパーが少しへこんでいた程度でした。見にくいですが、車の後ろのバンパーの右側の写真です。真ん中あたりの白くなっているところが傷。


ぶつけてきた相手は、見た目20前後くらいの若いにいちゃん。とりあえずぶつけられた個所と相手の車のナンバープレートの写真を撮り、相手の名前、電話番号を確認。電話番号もその場でかけて相手の携帯電話であることを確認。特に逃げる様子もなく、(あやまりもしないけど)おとなしくしているし、この後家に帰って日本と電話会議があったので、「修理の見積もりが来たら後で連絡するからよろしく」といってその場はそれで終わらせました。

こうやっていま書いてみると、自分の対応、甘すぎます。これがそもそものトラブルの原因でした。

私が車をリースしている会社と保険会社に連絡してどうするのがいいか確認したところ、板金修理屋さんに持って行って見積もりをもらい、それを相手に送りつけて保険を使って修理するかどうか決めさせて、それから修理が動く、とのことでした。なので、早速板金工場で見積もりをもらいました。通常は部分的な修理で済むらしいですが、今回のぶつけられたところはバンパーと車体の境目に近く、それを修理するのは難しいらしい。で、バンパー交換が必要だそうです。作業費含めて1000ドル弱。で、この見積もりの写真を相手に送りつけて、SMSで連絡。でも、何の返事も来ません。その後、何度も電話かけても出ないし、このあたりで「あれ?」と気づき始めました。確かに、相手の運転免許を抑えていなかったし、その場で警察に事故証明も取らなかった。なので、逃げられる可能性があることに気づきました。ということを親切な板金工場の人たちを話をしました。親切な板金工場の人も加害者に電話してくれたのですが、それでも出ません。どうやら、車のナンバーから持ち主を割り出すことは、お金を払えばできないことはないらしい。でも、それもどうかと思うので、結局、警察に相談してみることにしました。ダメ元ですが、ぶつけられてその上1000ドル払うなんてアホらしすぎる。一応相手には「XX日までに連絡してこないと警察に連絡するから」と留守電とSMSを残して警告し、それでも連絡がこないので会社を早退して警察へ。

すると、対応してくれた市の警察の人がものすごく親切で、あっという間に加害者に連絡を取り、その人の保険会社の連絡先を教えてくれました。どうやら、最初は「そんな事故知らない」とシラを切ってたらしい。こわっ。そこを警察の人が頑張って事故を認めさせてくれました。すごい!

相手の保険会社とのやり取りはちょっと面倒でした。予想通り、板金屋さんの見積もりをみて「こんなに払えない。これだけなら払う」といって500ドルのチェックを送ってきました。で、板金屋さんに相談すると、「そうそう。そういうもん。不足分はうちから保険会社に請求するから君は1セントも払わなくていい」といわれました。で、それで終わり。車を板金工場にしばらく預けると、すぐに修理され、きれいになって帰ってきました。そのあといったいどういうやり取りが起こったのかわかりませんが、とりあえず1セントも使わずに処理が終わりました。お世話になった警察の人とは最後にガッチリ握手。とても頼もしい人で良かったです。腕も太かった。

うちが加入している保険会社の人に聞いたら、普通警察ってそこまでやってくれないらしいです。珍しいケースなので保険会社内で共有して参考にさせていただく、といってました。なので今回は非常にラッキーだったようです。

なんだか保険金の支払いに関しては謎が残る一件でしたが、めでたしめでたし。やっぱり最初に警察を呼ばなかった自分が悪かった。些細な事故でも何か物損、負傷が起きたら必ず警察を呼ぶこと、今回学習しました。。。あとは相手の運転免許。ずうずうしく抑えにかからないとダメです。

過去、現在と普段付き合っているアメリカ人は非常にいいひとばかりなので油断していたのかもしれません。そういういいひとたちばかりではないということを思い知らされ、気を引き締めました。

ということで面白い話ができました。無事終わってよかった~。

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