2018年11月30日金曜日

Thanksgiving


サンクスギビングの週末を迎えました。木曜日がThanksgivingで、金曜日はDay after Thanksgivingということでうちの会社は休み。木曜日はお店は閉まっているところもあり、一部早く閉店するところもあり。でも金曜日は銀行が開いてました。

会社の同僚が叔父の家に親戚一同集まるから、ターキー食べに来ない?アメリカっぽいよ、って声をかけてくれたので厚かましく参加することにしました。この同僚、私にアメリカ文化、英語などを親切に教えてくれる心優しい人です。両親はアメリカの遠くに住んでいるので、そうしょっちゅう帰っているわけではなさそうです。

ターキーはその一家がご用意されるとのことで、それ以外の人はそれぞれ何かを持ち寄るルール。非常に悩ましいのですが、焼きおにぎり、カニカマとアボカドの巻きずし、スモークサーモンとクリームチーズの手毬寿司を持っていきました。他の家はおそらく事前に相談されたと思われますが、グリーンビーンのキャセロール、定番のスタッフィング2種類、ヤム芋のパイ、ゼリー的なもの、マッシュポテト、バターロールなどが満載。



どうやら皆さん役割分担とかがあるみたいなので、外野の自分は外から見てるだけ。あっという間にターキーが解体されてみんなの胃袋に収まります。アメリカ料理って、あまりいいイメージがない人も多いのではないかと思いますが、これ、すごくおいしいです。好みはありますが、食べないでおいしくなさそうと思っているのは損です。このタイミングで海外出張を設定して、誰かの家でごちそうになってしまうことをお勧めします。

この一家はモルモン教徒なので、お酒は出ません。その代わりに、左下のようなものを飲むそうです。砂糖が入っていないようで、さっぱりしてます。果物果汁を炭酸水で割ったものも出てきました。


モルモン教徒一家なのでコーヒーもなし。でもスイーツはあり。パイです。激甘ですが、おいしかったです。ちなみに食べ始めたのは13時過ぎ、パイは16時頃に登場。そのあとにすぐおいとましましたが、あとで聞いたらその後別の家族が合流してさらに盛り上がったらしい。

今回おじゃましたおうちですが、かなり広い庭つきの一軒家です。集まった家族は子供が8人くらい、高校生くらいが6人くらい、大人が10人くらいで合わせて20人くらい。それでもダイニングテーブルを3つ用意してみんな席について食事できます。もちろんそれ以外にもソファーがあって、何しろ広い。しかも地下と二階つき。もう広すぎ。でもこうやって集まる前提なので大きい家にしたんだろうと思います。アメリカの家が広い理由がよくわかりました。

ということで、同僚のおかげでいい経験ができました。ありがたいことです。来年は家でターキーを焼いてみようと思います。

アメリカ式トラック


会社に行く途中に、山を採掘している場所があって、大型の土砂みたいなのを運ぶトラックをたくさん見かけます。用途によって形は違うのだと思いますが、トラックはおおむねこんな感じ。トランスフォーマーのロディマスコンボイ的な。なにしろボンネットがドーンとあって、運転席の後ろに、縦にドーンと煙突が二本。煙もくもく。詳しくはないですが、Mackというボルボグループのトラックとか、そもそも聞いたこともありませんでした。二両編成も多いです。

で、不思議なことにこういうクラシカルな、いかにも的なトラックが多く、日本で見るようなヒノノニトン的なすっきりしたデザインのトラックを全くといっていいほど見かけないのです。なんか、これはとても変です。乗用車に関しては日本車は半分くらいの市場を占めていそうな感じ。当然のように走ってます。それなのに、なぜかトラックは走っていない。これは、きっと何かの規制とか業界団体の結託とかそういうのがあるとしか考えられません。いすず自動車のサイトを見てみると、北米に拠点はないわけではなさそうですが、そんなにたくさんあるわけでもなさそうです。不思議だ。

2018年11月29日木曜日

iPhoneのボイスメール機能がすごすぎる。


どうも風邪が続いているので、海外出張に行く前にDoctor's officeに行ってみてもらうことにしました。基本はアポイント制。電話で予約します。すると予約の前日に電話がかかってきて確認をしてくれます。たまたま電話に出れなかったので留守電になりました。あとで留守電を聞こうとすると、なんと、テキストが一緒に表示されるではないですか!たしかにSiriで音声入力できるから、技術的には可能です。しかも、今回は自動音声(人の声ではなくて機械の声)だったので、さらに正確にキャッチされていました。これは便利です。特に英語が母国語でない人にはうれしい機能です。

2018年11月17日土曜日

年末に向けての習慣


ハロウィーンも終わり、もうすぐThanksgivingです。そのあとすぐクリスマスなので、もうみんなそわそわそわそわ。

最近気づいたのですが、この時期はなぜか寄付とか、Food donationとか、そういうキャンペーンが多い気がします。もともとそういうのは多い気がしますが、この時期は特に。どうやら、年末にかけてのホリデーシーズンは、少しでもみんなに幸せをおすそ分けしましょう、みたいな雰囲気のようです。確かに、Haloweenで余ったお菓子とか、Thanksgiving用のしょくざいとかすごく余りそうだし、みんな新しいものを買いまくるので、古いものがたくさん捨てられそうです。なので、それでもいいからみんなに少しでも幸せになってほしい、という気持ちは分からなくはないです。日本でも「年末助け合い」みたいなのってありましたよね。

Amazonの試薬


ついにAmazonで有機合成用試薬が買えるようになりました。ビジネスアカウントが必要みたいですが、小さな会社なんかがこれを通じて直接買うんだと思います。ついにそこまで来ましたか。いつか来るとは思ってましたが、やっぱり来ましたか。

Amazoneのおむつ


Amazon Brand - Mama Bear Diapers Size 3, 160 Count, Bears Print (4 packs of 40)最近出てきたみたいで、しかもレビューも悪くないらしいので、買ってみた。ライセンス料がいりそうなプーさんとかミッキーの絵はありませんが、結構かわいい感じです。使い心地も普通。夜のおしっこもしっかり吸収。うちはパンパースとHuggiesを試した結果、無香料のHuggiesを使ってますが、なんか似てます。性能的にも問題ないので、うちの定番になりました。



オートミール


アメリカ人大好きな朝食、オートミール。実は子供の離乳食に便利で、うちでもよく使ってました。お湯か水か牛乳に溶くだけで出来上がり。楽ちんで、しかも白米よりも精製度が低いのでミネラル分とか繊維が豊富。しかもほんのり甘いので子供も喜んで食べます。

でも、うちでは大人は食べません。。アメリカ出張でホテルの朝食を食べると必ずあります。で、最初はそのまま食べて全然おいしくないなーと思っていたのですが、どうやらブラウンシュガーとかナッツとかドライフルーツを入れて甘くして食べるのだということがわかり、まあ、確かにそれなら悪くないかんじです。ちょっとねばねばした感じがあるので、好き嫌いは分かれるかも。臭くはないです。

最近スーパーで便利なものを発見。カップに入っていて、これに水または牛乳を入れて電子レンジで1.5分チンしたら出来上がり。しかもすでに味付けしてあるのでそのままで食べれます。これで1ドルちょっと。


初心者向けです。長持ちするので、朝ご飯のパンがない朝に便利です。

アメリカの小児科


子供が初めて熱を出しました。本人はそれなりに機嫌よく、ご飯も食べ、セサミストリートもエンジョイし、下痢でもなく、ちょっとだるくて動きにキレがないくらいで、大ごとではなさそうです。インフルエンザも予防接種済み。

でも一日体温が38℃後半だったので(華氏102℃)、夕方にいつも検診で言っている病院(こっち的にはDoctor's office)にアポをとってみたら翌朝10時にアポが取れました。その電話のついでに、ひどくなったら解熱剤をどう使えばいいかも確認。近所の薬局でタイレノール(アセトアミノフェンシロップ)を買ってきました。大人なら1回5ccで160㎎。30mL入りで6.5ドル。J&Jのにしました。スーパーのプライベートブランドのは同じ濃度で60mLで6.5ドルでした。

結局寝る前にタイレノールを飲ませ、翌朝起きたら37℃くらいだったので少し安心し、9時過ぎには36.7℃まで下がっていたのでアポをキャンセルすることにしました。元気になってるのに行くのも悪いかなと思って。すると、キャンセル料を取られました。$35。2-3時間前のキャンセルなら無料らしいですが、今回はこんな感じなのでやむを得ず30分前にキャンセル。すると$35とのことです。まあ、仕方ない。

後日会社で同じ保険を持っている同僚に聞いたところ、「たぶん診察してもらったほうが安かったと思う」とのこと。今の保険は、ある程度の保険料を毎月払う代わり診察1回に基本は$20とのこと。確かにそれならキャンセルしないほうが安い。そんなのおかしい、と思いましたが、考えてみるとおかしくない。病院は診察すると私からの$20だけでなく、保険会社からそれ以上にお金を受け取るんだと思います。なので、今回のキャンセルで$35以上の損害を被っているという考え方もできます。ちなみに、病院によってはキャンセル料を取らないポリシーのところもあるそうで、そこは病院次第とのこと。

今回の件は自分の保険を理解していなかったのが敗因です。今回は授業料を払ったということで、今後は気を付けます。

その時、ついでに同僚に聞いたのですが、アメリカではこういうキャンセル料が高かったりするし、アポ取ろうとしてもすぐ取れなかったり、遅れたらダメだったり、とても面倒なのであまり病院に連れていったりしないそうです。そう考えるのもわからなくもないです。あまり日本の病院みたいにいろいろやってくれる感じではなくて、とりあえず診ますよ、でも診るだけですよって感じなので、それで改善したりする感じは無いんです。だから、行かないんだと思います。でも、そうすると本来は行って早めに検査とかすべきことがあったのにそれをやらずにさらに悪化してから医者に行く、みたいなことが起きているんだと、そういってました。結構気軽に病院に行ってしまう日本の逆だなあ、という話をして、「どうして両極端になってしまうんかねえ」と思いました。

2018年11月10日土曜日

Pink Elephant coffee (Park City, UT)


こっちに来て昼間の飲み物は水が半分、お茶(緑茶もあるけど紅茶とかハーブティーとか)が半分で、めったにコーヒーを飲んでません。会社に共用のコーヒーマシーンもあるのですが、なんとなくそんな感じになってしまってます。

でも、土日は家でコーヒーを飲みます。でも、引っ越したので前の住んでいたところにあったお気に入りのバーンホフのコーヒーが買えません。で仕方なくスーパーで買ったりしてましたが、なかなかいいのに巡り合えていませんでした。当たり前ですが、やっぱり安い豆はいまいちなんですよね。。。で、今回は(私なりに)奮発して、340gで15ドルのコーヒー豆を買いました。近所の少し高めのものが売っているスーパーに、Parc Cityというユタには珍しいちょっとおしゃれな街(2002年冬季オリンピック会場の跡地)にあるローカルのロースターのものを発見してたので買ってみました。



値段が違うだけあって断然おいしいです。ようやくこっちでおいしいコーヒーが見つかってとてもうれしいです。デザインもいい感じだし、今度は同じところの違うブレンドを買ってみます。ちなみに、それまで買っていたのは340gで10ドル程度のものでした。100gで3ドル程度なので、まあそれなりの味というのは仕方ない気もします。

こっちのコーヒー豆って、単位が大きいので不便です。味見ができないと340g買っちゃうことになるので、飲みきるまで大変。貧乏性なので捨てるわけにもいきません。スーパーでは量り売りもありますが、銘柄が限られています。

2018年11月9日金曜日

家賃は上がるもの?下がるもの?


もうすぐこっちに引っ越して1年。いま借りているアパートの契約の更新が近づいてきました。任期は不明ですが、とりあえず更新しないと住めないので、更新します。

で、ボストンでもそうだったのですが、来年の家賃ということで値段が当たり前のように上がります。こっちの人は皆さん当たり前みたいですが、これって、変じゃないですか?だって、毎年家は古くなっていくんだから、不動産の価値は少しずつ下がるのでは?と思います。仮にインフレ率が2-3%だったとしても、1-2%くらい価値が下がって少しは相殺されるのでは?ちなみに今回は4%の値上げを提案されています。で、普通は交渉可能らしいのですが、アパート全体でレートを決めてるから、みたいな説明で、なんとも上から目線の交渉というより一方的提示です。敷金礼金がないので、いやなら自腹で引っ越せばいいんですけど。

日本的には、家賃って上がることあまりない気がします。古くなっていくから。USでは(地域によるけど)地震もないし、老朽化は日本ほど気にされないので価値が毀損されないという考え方と思われますが、それにしても逆方向だなーと思います。日本では借主の権利が強いと聞いたことがありますが、値段が上がらないのであればますます日本で家を買うインセンティブがありません。逆に海外の不動産を資産として買うのは悪くないかもしれません。毎年家賃を上げられるなんて、日本のアパート経営とかに比べるとすごくいい話だと思います。

2018年11月6日火曜日

冬の到来


雪は降らないようですが、しばらくひどい気温の予想です。ぶるぶる。ホットカーペットをこっちにもってきて本当によかった。。。こっち、売ってないんですよね。靴文化だからでしょうか。



ちなみに、同僚に聞いたら、家で靴を脱ぐ人、脱がない人って、それぞれなので、友人の家に行ったときは基本靴脱ぐべきかどうか聞くそうです。あ、でもホテルは当然くつのまま。

アメリカの中間選挙


私は選挙権ありませんが、全米が盛り上がっている中間選挙。今日会社にいったら、同僚が胸に丸いシールを貼っています。よく見てみると「I VOTED」。ぼく、投票しました、だそうです。なかなか気が利いています。でもこれ、日本語で作るとなんかちょっと変な感じ。日本で「投票しました!」というステッカーを作ってもあまり貼ってもらえなさそうだし、いまいち盛り上がらなさそう。TVに出るような人たちがやってくれたらいいんですけどね。

今日、あるアパレルショップの広告メールが来ていたのですが、それには「I VOTED」のシールを持っていたら20%割引!と書いてありました。Patagoniaというアウトドアグッズのお店は、「11月6日はみんなに投票してもらうように我々はその日を休日にする」と張り紙してありました。こういう企業単位で選挙を盛り上げようとするあたりはとても上手だなあ、と思いました。(事前投票があるにしても)投票日が火曜日というのも面白いです。

アメリカ式プロテイン信仰


前にシリアルバーのエントリーでも書きましたが、どうやらアメリカではプロテインの含有量がとても大事らしい。プロテインバーとか、プロテインドリンクはまあ、いい。プロテインとるのが目的だから。プロテインの多さを競うのもわかります。

でも、よく見ていると、それだけではなくプロテインの量をでかでかと書いてアピールしているのです。例えば、今日食べたヨーグルト。砂糖ゼロ、脂肪分ゼロ、でもプロテイン15g、みたいなかんじ。ヨーグルト食べるときに、「プロテインをとるんだあ~」って感じしません。どっちかといえばカルシウムとか、そっちのような気がする。でもそんな表記はどこにもなし。

アメリカ人の同僚はこういうプロテインの表記を見て、「まあ、これだけプロテイン入っているならヘルシーだよね」とか言ってました。ん?もしかして、脂肪でも炭水化物でもないものであればヘルシーってことなんですかね。確かにその同僚はベジタリアンなので、たんぱく質の摂取を気を付けておかないと不足しがちなのかもしれません。

それから、サンドイッチ屋さんとか、アジアンどんぶりのお店とかに行くと、炭水化物はこれ、プロテインはこれ、といろいろ組み合わせて好きなごはんを作るのですが、このプロテインの中にはたいていチキン、ポーク、ビーフと豆腐が入ります。豆腐+肉という感じはなくて、豆腐または肉、みたいな感じ。

なんの結論もなく、どうすることもないのですが、不思議なアメリカ人のプロテイン信仰。スーパーなどでよくよく見てみるといろいろ出てきます。ほんと不思議です。

2018年11月3日土曜日

芽キャベツ


芽キャベツがどうやらシーズンのようで、スーパーで茎のまま売ってました。最初見たときはこのビジュアルにびっくりしました。


ググってみると写真がいろいろ出てきますが、芽キャベツというのは、このブロッコリーの茎みたいなのが地面からにょきっと出て、上のほうにブロッコリーっぽい葉っぱが生えてて、この茎のところに小さな芽キャベツがいっぱいなるみたいです。とてもかわいい野菜なので、ぜひ一度育ててみたいです。10年ほど前に畑を持っていた時は芽キャベツの存在に気づいてませんでした。残念。。。Bostonで売っているのを見つけて家の人が買ってきてくれたのが最初でした。


500mLのペットボトルと比べてもこれくらいの大きさです。40-50個くらいついてて3.99ドル。高いような気もするけど、でも安い気もします。普段は茎から切り取ったものが普通に売ってるのですが、これは茎についたままのせいか、全然傷んでいなくてきれいです。しかも玉がとても大きくてすごく食べがいがあります。

肝心の食べ方ですが、これ、塩コショウしてオリーブオイルかけてオーブンで焼くだけで激ウマです。ほのかな苦みがあって、甘さと相まっておいしい。いくらでもいけちゃう。チーズとかかけるのもあり。面倒ならフライパンでも可能。ポトフに入れてもいいし、スープ、パスタなんかにもあいます。さいきんは味噌汁でもあり。これ、日本でも絶対ブームが来ます。断言します。日本でも売ってないわけではないけど、高いからおなか一杯食べれないんですよね。。。

撤収!

  すでに半年以上たちましたが、記録を残すために書きます。 4月1日で大阪勤務の辞令が出たので3月20日(金)早朝の飛行機でソルトレーク→ロサンゼルス→関空というルートで帰国しました。もともと22日(日)の便をとっていましたが、ただ事内雰囲気で飛行機が飛ばない恐れもあったので急い...